1: シャチ ★@\(^o^)/ 2014/08/23(土) 10:07:51.96 ID:???0.net
産経新聞 8月23日(土)9時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000531-san-base
「夏の甲子園」で活躍した春日部共栄高校(埼玉)の
野球部選手のために、2年間でおにぎり2万個を握ったという
女子マネジャーの存在がネットで大きな反響を生んでいる。
その「献身」を勝利の原動力として紹介した報道に対し、
美談として称賛が集まる一方で、「性別役割分業を助長する」との
反発も巻き起こり、思わぬ大論争に発展した。
注目を集めたのは、初戦で今春センバツ優勝校を下す金星を
挙げた春日部共栄を取り上げた日刊スポーツの記事(12日付)。
3年生の女子生徒の笑顔の写真とともに、
この生徒が野球部のためにおにぎりを握り続けてナインの
体力増強に大きく貢献したこと、さらに「おにぎり作り集中のため、
最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほど」と
その献身ぶりを強調。
「『頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、
本当にうれしい』と勝利にニッコリ」という本人のコメントで
結ばれている。
◆感嘆から反発へ
これが、ツイッターを中心に大きな反応を呼び起こした。
当初は「これは部員がんばるわ」
「マネのためにわざわざ進学クラスから普通クラスに転籍とか
根性あるな」などと素直に感嘆するツイートが相次いだが、
ネットで話題の拡散が進むにつれ「学業よりおにぎり優先で
美談扱いか」「ブサイクな男子マネジャーだったらニュースにも
ならなかった。
典型的な性別役割分業構造が中等教育に生き残っている」
(いずれもはてなブックマーク)など、反発する声が大きくなった。
こうした批判は次第にエスカレート。
ある女性現代美術家はツイッターで「咄嗟(とっさ)に
頭に浮かんだ率直な感想は『この女子マネージャー死ねよ!
(激怒)』だった」と暴言を吐き、炎上する事案まで発生した。
「アメリカに『女子マネジャー』なるものは存在しません」と
米国を引き合いに出して日本社会の女性差別を指摘する
ブログ記事が書かれれば、「アメリカの高校スポーツにも
女子マネジャーはいる」と反証する記事も投稿されるなど、
議論は錯綜(さくそう)している。
◆おっさん目線に違和感?
それにしても、何が多くの人の感情をこれほどまでに
刺激したのか。最も反発を買ったのは
「献身的でかわいい女子マネ」という切り口をこと
さらにクローズアップした記事の“おっさん目線”だった。
「こういう書き方をするという点がスポーツ新聞の
読者層であるおっさんの欲望をよく表していますね」
(はてなブックマーク)。
それは「これが美談なのだから高校野球はクレイジーだな」
(ツイッター)といった従来の高校野球批判とも結びつき、
書き手が予想もしなかったマイナスの反応を引き出した。
おそらく、書き方次第では、これほどの炎上にはなっていなかった
と思われる。「こういう存在が選手たちの力を引き出すんだよな。
これを『女子』マネに特化するんじゃなく、『支えて力を引き出す
役割のすごさ』に焦点を当ててほしかった」(ツイッター)
ちなみに春日部共栄は17日の2回戦で敗退。
夕刊フジによると、くだんの女子生徒は「たたいてきた人を
見返してやらなきゃ」と意気軒高なコメントを発している。
未成年に対しての大人げない発言が目立ち、
あまり建設的とはいえない騒動だったが、
本人のこのコメントは、ささやかな救いではある。(磨)
画像 春日部共栄の女子マネ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000531-san-base
「夏の甲子園」で活躍した春日部共栄高校(埼玉)の
野球部選手のために、2年間でおにぎり2万個を握ったという
女子マネジャーの存在がネットで大きな反響を生んでいる。
その「献身」を勝利の原動力として紹介した報道に対し、
美談として称賛が集まる一方で、「性別役割分業を助長する」との
反発も巻き起こり、思わぬ大論争に発展した。
注目を集めたのは、初戦で今春センバツ優勝校を下す金星を
挙げた春日部共栄を取り上げた日刊スポーツの記事(12日付)。
3年生の女子生徒の笑顔の写真とともに、
この生徒が野球部のためにおにぎりを握り続けてナインの
体力増強に大きく貢献したこと、さらに「おにぎり作り集中のため、
最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほど」と
その献身ぶりを強調。
「『頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、
本当にうれしい』と勝利にニッコリ」という本人のコメントで
結ばれている。
◆感嘆から反発へ
これが、ツイッターを中心に大きな反応を呼び起こした。
当初は「これは部員がんばるわ」
「マネのためにわざわざ進学クラスから普通クラスに転籍とか
根性あるな」などと素直に感嘆するツイートが相次いだが、
ネットで話題の拡散が進むにつれ「学業よりおにぎり優先で
美談扱いか」「ブサイクな男子マネジャーだったらニュースにも
ならなかった。
典型的な性別役割分業構造が中等教育に生き残っている」
(いずれもはてなブックマーク)など、反発する声が大きくなった。
こうした批判は次第にエスカレート。
ある女性現代美術家はツイッターで「咄嗟(とっさ)に
頭に浮かんだ率直な感想は『この女子マネージャー死ねよ!
(激怒)』だった」と暴言を吐き、炎上する事案まで発生した。
「アメリカに『女子マネジャー』なるものは存在しません」と
米国を引き合いに出して日本社会の女性差別を指摘する
ブログ記事が書かれれば、「アメリカの高校スポーツにも
女子マネジャーはいる」と反証する記事も投稿されるなど、
議論は錯綜(さくそう)している。
◆おっさん目線に違和感?
それにしても、何が多くの人の感情をこれほどまでに
刺激したのか。最も反発を買ったのは
「献身的でかわいい女子マネ」という切り口をこと
さらにクローズアップした記事の“おっさん目線”だった。
「こういう書き方をするという点がスポーツ新聞の
読者層であるおっさんの欲望をよく表していますね」
(はてなブックマーク)。
それは「これが美談なのだから高校野球はクレイジーだな」
(ツイッター)といった従来の高校野球批判とも結びつき、
書き手が予想もしなかったマイナスの反応を引き出した。
おそらく、書き方次第では、これほどの炎上にはなっていなかった
と思われる。「こういう存在が選手たちの力を引き出すんだよな。
これを『女子』マネに特化するんじゃなく、『支えて力を引き出す
役割のすごさ』に焦点を当ててほしかった」(ツイッター)
ちなみに春日部共栄は17日の2回戦で敗退。
夕刊フジによると、くだんの女子生徒は「たたいてきた人を
見返してやらなきゃ」と意気軒高なコメントを発している。
未成年に対しての大人げない発言が目立ち、
あまり建設的とはいえない騒動だったが、
本人のこのコメントは、ささやかな救いではある。(磨)
画像 春日部共栄の女子マネ
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